清水の方より会社設立のご相談事例
2018年11月05日
Q:会社法の施行で、従来と何が変わったのでしょうか?(清水)
友人が清水で会社設立を予定しています。友人に色々相談を受けているのですが、私が会社を設立したのは20年以上前で、今の会社法が施行される前でしたので、なかなか助言してあげられません。施行前とは何が変わったのでしょうか?(清水)
A:主な変更は下記になります。
- 最低資本金の撤廃
改正前では、会社設立をするには株式会社の場合は1000万円、有限会社の場合は、300万円資本金が必要でしたが、会社法では最低資本金制度が撤廃されました。したがって、資本金が1円であっても会社設立が可能となりました。 - 有限会社制度の廃止
有限会社制度がなくなり、株式会社に一本化されました。新たに会社設立をする場合には、有限会社を設立することはできません。これまで設立されてきた有限会社は特例有限会社として、継続することができています。 - 取締役一人でも会社設立ができるようになった
以前は会社設立をする際、取締役3人と監査役1人が必要でした。新たな会社法では、取締役が一人でも会社設立が可能となりました。 - 類似商号の規制の変更
以前は同一市町村区内で同じ名前で同じ事業内容の会社を設立することは出来なかった規制が廃除されました。
上記以外にも細かい変更はございますが、主にあげた変更点はどれも会社設立の促進を図る為のものです。ご友人は清水で会社設立をご予定されているとの事ですので、清水にございます当事務所の初回の無料相談にお越しいただければ、より細かくご説明させていただくこともできます。ご自身で会社設立をするのがご不安な場合には、一度お問い合わせください。