2021年12月01日
Q:大学の仲間とネットビジネスを起業しようと考えています。10代でも会社設立はできますか。(静岡)
税理士の先生こんにちは。私は静岡周辺の大学に通っている静岡在住の大学1年生です。
私は昔からIT分野に興味があって、ネットビジネスの知識を活かして仲間たちと起業し、私が発起人となって会社設立をしようという話が進んでいます。
ただ、私はまだ10代なのですが、未成年者でも会社設立をすることが可能なのかお伺いしたく思います。(静岡)
A:未成年者でも会社設立を行うことはできます。ただし、通常より多くの手続きを踏む必要がある可能性があります。
法律上、起業すること自体に年齢制限は設けられていません。しかし、未成年者の方が会社設立の手続きを行う際には注意しなければならないポイントがあります。
未成年者の方が会社設立をする際には、事前に以下の点を知っておくと良いでしょう。
ご相談者様は未成年者ということですが、未成年でも発起人になることができます。
発起人とは、会社設立の際に資本金の出資や定款の作成といった会社設立の手続きを行う人のことです。
発起人が必要書類を公証役場に提出し、定款認証を受け、法務局へ会社設立登記をすることで会社設立手続きが完了します。
ただし、民法上未成年者がする法律行為には法定代理人(通常は親権者)の同意が必要です。
公証役場での定款認証は法律行為に当たりますので、法定代理人である親権者の同意書も併せて提出しなければなりません。
未成年者が実際に会社経営を行う取締役に就任する場合も同様に、親権者から同意を得ることが必要です。
なお、株式会社を設立する場合には、公証役場にて定款認証を受けるために印鑑登録証明書を用意する必要がありますが、この印鑑登録証明書は15歳以上でないと登録・取得することができません。
このため、15歳未満の方が会社設立をする際には、親権者の方は同意書を用意するほか、未成年者発起人の法定代理人として親権者の印鑑登録証明書を提出し、親権者が定款に押印する必要があります。
以上で説明しましたように、未成年者でも会社設立を行うことは可能ですが、通常の会社設立よりも手続きの内容がわかりにくくなっています。
未成年者で会社設立の手続きにご不安のある方、知識と経験のある専門家から一度アドバイスが欲しいという方は、お気軽に静岡会社設立経営サポートまでご相談ください。
静岡会社設立経営サポートでは、静岡や静岡周辺で会社設立をご検討中の方のお手伝いをさせていただいております。
会社設立に際した手続きだけでなく、設立後の税理関係や会計業務のお悩みまで、当事務所の行政書士・税理士・社労士がワンストップでサポートさせていただきます。
静岡近郊にお住まいで、上記のようなお悩みをお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度静岡会社設立経営サポートの初回無料相談までお問い合わせください。
スタッフ一同、静岡にお住まいの皆様からのご相談を心よりお待ちしております。
2021年08月04日
Q:会社設立に向け準備を進めています。商号を決める際の注意点など、税理士の先生アドバイス頂けますでしょうか。(静岡)
現在、株式会社設立に向け準備を進めています。
商号は会社の顔になりますので、いろいろ検討しているのですが、第一候補として考えていた商号がすでに同じ静岡市内で使用されていることが判明いたしました。業種は全く異なる会社のようですが、同じ商号にすることは出来るのでしょうか。
また、商号を決める際に気を付けるべき点などもあれば、教えていただけませんか。(静岡)
A:商号を決める際の気を付ける点をお伝えします。
株式会社の商号を付ける際には以下のようにルールが定められています。
- 株式会社設立の場合には商号に必ず「株式会社」と入れる必要があります。また、「合同会社」や「合資会社」といった文言を商号に使用することはできません。
- 商号に含む文字や記号には一定の制限があります。漢字、ひらがな、アルファベットなどは使用可能ですが、ローマ数字(Ⅰ、Ⅱなど)やスペースなどは使用できません。
- 同一の住所に同一の商号がある場合は登記できません。
- ○○支社や○○支店などといった会社の一部門を表す言葉は使用できません。
- 銀行や保険会社といった一定業種は指定の名称を付ける必要があります。一方、銀行業ではないのに銀行と名乗ることはできません。
- 公序良俗に反するものや、法律で禁止されている名称は使用できません。
株式会社の会社設立時には「定款」を作成します。
定款には事業目的や本店の所在地などとともに、会社の商号も記載されます。
なお、今回静岡のご相談者様のケースですと、所在地が同一でなければ、同じ静岡市内でも同じ商号を使うことが可能です。
しかし同業態の場合や商標登録されているような有名企業と同じ商号にすることは、まねをされたとして損害賠償を請求されるケースもありますので、避けることをおすすめします。
静岡会社設立経営サポートでは、静岡近辺で会社設立、開業を行う皆様のご相談をお伺いしております。
事業を始めるには、様々な書類の手続きや、助成金など、想像以上の労力を要します。会社設立に詳しい専門家が皆様のお悩みを親身にお伺い致します。
初回のご相談は無料で承っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
静岡近辺にお住まい、静岡での起業をご検討中の皆様からのご連絡を、所員一同心よりお待ちして申し上げます。
2021年05月07日
Q:会社設立時を検討しているのですが、助成金や補助金について司法書士の先生にお伺いします。(静岡)
インターネットで自分の作った作品を載せていたところ、購入したいというコメントを多くいただくようになり、地元静岡の仲間と一緒に、ビジネスを始めようと検討しています。そのための会社設立に向け、今は資金調達などの準備をしています。会社設立に関して私なりに調べたところ、会社設立時には助成金や補助金が受けられるそうなので、ぜひとも利用したいと思っています。ただし、助成金や補助金には受給要件があるのか、どうやって受給するのか、またどれが受給対象になるのか等、基本的なことがわかりません。そこで司法書士の先生に伺いたいのですが、会社設立時にはどんな助成金や補助金が受給できるのか教えていただけないでしょうか。(静岡)
A:会社設立時に受けられる助成金・補助金についてお客様の最善策をご提案します。
静岡会社設立経営サポートにお問い合わせいただき、ありがとうございます。
会社設立の際に助成金や補助金を受けられるのであればぜひ活用したいとお思いの方は多いのではないでしょうか。ただ、助成金や補助金を受けるにあたっての要件が揃っているか分からない、どの様に申請するのか分からない、といったお悩みをお持ちの方がほとんどかと思います。
まず、助成金、補助金の大きなメリットとして、基本的に融資や借入のように後々の返済が不要な点が挙げられます。助成金・補助金は主に国や地方自治体、公益団体や民間企業などが行っており、多くの種類や適用要件があります。また内容は、各団体によって異なりますますので、まずは団体別に助成金・補助金の特徴をチェックし、ご相談者様の会社に合致する内容の団体があるかどうか、適用条件を照らし合わせ確認することをお勧めします。どの助成金・補助金が受給対象になるのか、ご自身での判断が難しい場合は、静岡会社設立経営サポートの会社設立の専門家までご相談ください。
静岡会社設立経営サポートでは、静岡の皆さまの会社設立、開業についてのご相談をお伺いしております。会社設立には複雑な書類手続き、助成金など、想像以上の手間がかかる作業があり、それらには多くの時間を費やすことになります。当センターではそんな静岡の皆様の会社設立のお手伝いをさせていただいております。当センターでは静岡の皆様の現在の状況や今後の方針等をお伺いし、助成金、補助金について最善のご提案をさせて頂きます。
会社設立だけでなく、静岡の地域事情にも詳しい会社設立の専門家が静岡の皆様のお悩みを親身になってお伺い致します。初回の相談は無料でお伺いしておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。当センターのスタッフ一同、静岡の皆様からのご連絡を心よりお待ちして申し上げます。