未加入問題の対策概要
ここでは、保険未加入問題の対策概要についてご説明いたします。
元請企業
①保険加入の取組を下請企業及び現場作業員に浸透させるため、元請企業(特定建設業者)は工事現場において周知啓発を行うとともに、再下請通知書、作業員名簿等を活用して確認・指導を行う。
・特定建設業者は上記書面により下請負人の保険加入状況の確認
未加入企業に対して→保険加入を指導
・工事現場でのポスター掲示やパンフレット配布等により周知啓発
・調達部門においては協力会等を通じて加入状況を把握し、未加入の企業に対して加入を勧奨
下請企業
①就労者の雇用関係を明確にした上で、雇用関係にある社員の保険加入の徹底
②再下請通知書を活用して再下請企業の保険加入状況をチェックするとともに、元請企業からの下請指導への協力
未加入企業には以下のような概要で注意勧告を行います。
○建設業許可・更新の申請時の添付書類に保険加入状況を記載した書面を追加する。
○未加入企業に対しては、文書により、保険加入を指導する。
○更に指導をしても、なお保険未加入の場合は、保険担当部局に通報する。
・健康保険、年金→日本年金機構(年金ブロック本部)
・雇用保険→地方労働局
<通報の内容>
・企業名、所在地
・未加入の保険種類(雇用、医療、年金) 等
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