社会保険と国民健康保険の違い
法人の場合、社会保険に加入しなくてはいけなくなりますが、ここではいわゆる社会保険と国保(国民健康保険)の違いについて解説したいと思います。
そもそもの名称と、中身の違いとは
社会保険とは、健康保険と厚生年金保険を指すものだと思います。これは、一般的には会社勤めのサラリーマンが加入するものです。
国保とは、国民健康保険のことを言います。
保険料を誰が負担するのか
国民年金の場合、保険料が一律ですが、厚生年金は給与の額で決まり、会社が半額負担することになります。一般的には国民年金よりも高額が支給されます。
国保も健康保険も所得や給与の額で保険料が決まります。国保の場合、被扶養者も保険料の負担が有りますが、健康保険では保険料負担は夫だけで(会社が半額負担)、被扶養者の保険料負担は有りません。
健康保険の扶養と国民年金の3号被保険者になれるのは、今後12ケ月間の収入見込額が130万円(月額で約108千円)以下の場合です。
なお、この条件は夫の加入している健康保険が「政府管掌健康保険」の場合で、「組合健保(●●健康保険組合)」の場合は、扶養になれる条件が違うことが有りますので、それぞれの組合に確認が必要になります。